注目されるメタンハイドレート

天然ガスは化石燃料の中でも抜群のクリーン性と実用性、経済性を兼ね備えているために、大都市近辺のエネルギー源として重宝されてきました。また地球温暖化問題対しても優れた特性を持っていることも注目すべき点です。

当面の天然ガスの供給量には問題ないと考えられますが、当然ながら天然ガスの資源量には限りがあり、長期的に見ると、現在利用している天然ガスを補完、代替する燃料が必要になってきます。

近年、海底下の地層中に封じ込められたメタンハイドレートに注目が集まっています。メタンハイドレートは、メタンなどの天然ガスが水と結合して水和物となってできた、固体の結晶のことをいいます。メタンハイドレートが注目される理由を挙げると次のようなものがあります。

・メタンハイドレートの資源量が、現在利用している天然ガスの原始資源量に匹敵する量(221兆〜1650兆立方メートル)が見込まれていること。
・メタンハイドレートの分布が世界各地に広く存在すること。特に日本において、日本の近海200海里内にも多量のメタンハイドレートが存在するために、貴重な国産エネルギーとして期待されること。
・メタンハイドレートの下層でBSRが存在する場合には、通常のメタンガス(フリーガス)の存在が確認され、その量はメタンハイドレートとほぼ同量程度と見込まれること。

このサイトは21世紀の有望な天然ガス資源として考えられるメタンハイドレートについて、メタンハイドレートとはどのようなものか、その分布、探査・掘削、環境問題との関係についてまとめました。