地震探査法

海底面から約100〜1000mの深さにあるといわれるガスハイドレートの分布や資源量を調べるためには、直接サンプルを採取することなく、概要が把握できる観測・計測法が必要となります。これに一般的に利用されるのが、地震探査法です。
なまず

地震探査は地上から圧縮空気の弾性波を送り、地下からの反射波を利用する反射法と屈折波を利用する屈折法がありますが、反射法の方が分解能が優れているために、資源探査には主に反射法が採用されます。

実際の地震探査には複雑な数値計算が必要になりますが、基本となる原理は簡単です。地表から地震波を発射し、地中から跳ね返ってくる反射波を分析して深部の様子を調べます。地下では地層の境界面など、岩石の物性値が変化するところで反射が起こるので、反射波が返ってくるまでの時間から、対応する深度で岩石が変化していることを知ることが出来ます。

一般的に、発振は海の場合は圧縮空気を放出して弾性波を発生させるエアガンで、陸上においてはバイブロサイズといわれる機械や火薬などを利用して小規模の人工地震を起こします。弾性波の受振はジオホンと呼ばれる小型地震計の一種を利用して行われます。